第3回ARMS天下一武道会オフライン大会オフレポ

あっという間に2018年も最後の月。

冬の澄んだ空気に、突き抜けるような真っ青な空がのぞく12月1日、2日の2日間、池袋サンシャインホールでユーザー主導の特大イベントが開催された。

スマブラの関東オフ大会を主催する団体、ウメブラさん(@UMBRHP)が中心になって行われたこのイベント。参加タイトル・団体は8つに登り、2日間で述べ1,000人が来場するとんでもないスケールで行われた。

ゲームタイトル / 大会名

スマブラDX / Battle Gate Way sunshine
スマブラ for WiiU / スマブラ FINAL for WiiU
ポッ拳DX / カントートーナメント5
スマブラ64 / 64スマブラ関東大会 Goふくろう杯
マリオテニス エース / 第二回 Aim For The Ace オフライントーナメント オールルールの部
ARMS / 第3回ARMS天下一武道会オフライン大会
INVERSUS Hearthstone / PCゲームパーク

この一年、いくつかの合同大会を経験してきたが、有志団体が規模の大きいイベントを実現させてしまう熱量にはいつも感動を覚える。ゲームが好きという気持ちだけでここまでのことができてしまうなんて。

今回の会場であるサンシャインシティホールは今年1月、 EVOjapan 2018でも使用された施設。スケールの大きさにただ驚くばかりだ。

今回もARMSのスタッフとして、事前の打ち合わせの様子を見せてもらっていたが、会場図面の手配から配電や搬入出の打ち合わせ、費用の計算、協賛企業との連携、告知の打ち合わせなどなど多岐に渡るタスクをスピード感を持ってこなしていく様子は圧巻。スタッフ陣営も各団体の精鋭が「全員参戦」の頼もしさがあった。

ARMSは第3回天下一武道会オフライン大会開催

ARMSはCALMさん、げんげんさんが共同主催する「第3回天下一武道会オフライン大会」が行われた。

前週に任天堂が主催する公式大会「ARMS JGP18 京都大会」が行われたばかりで、12/22(土)には再び京都で「冬劇」の開催が決まっていたため、参加者が分散することも想定して少なめの定員32名で募集を行った。日程も12/1(土)の1日のみとすることになった。

共同主宰、そして配信実況もこなすげんげん
共同主宰、トーナメント管理を行うCALMさん

心配をよそに、というかむしろJGP18の熱気に感化させられたか、募集枠は早々に埋まり申込みができなかった人もいたようだ。

予選はterm1とterm2に別れたBO2のダブルイリミネーション方式。ウィナーズとルーザーズ決勝に進んだ2名が予選通過となり、計8名が本戦に進む。

主宰二人の挨拶の後、試合は始まった。

 

第1ターム組み合わせ表

第2ターム組み合わせ表

term1 ウィナーズ予選1回戦

2-1 でプラタ選手に勝利

○DNAラボ ●スクラップヤード ○ニンジャカレッジ

予選term1。1回戦の相手はプラタ選手(@PlataSmash)。スマブラDXで活躍する有名プレイヤーだ。同じくスマブラDX、そしてマリオテニスエースでも結果を残しているボジトマさん(@bozitomaSSBM)と同じ時期にARMSを始め、げんげんさんの配信で10先対決をやったことを覚えている人も多いと思う。

【ARMS】PlataとARMSで10先しました【初心者対決】 https://bozitoma.com/column/arms-plata-ft10/

その後、速いペースでランクを上げ、ダッシュボードを駆け上がってきたプラタ選手。僕もランクマッチで対戦したことがあるが、短いプレイ時間とは思えない強さだった。

ARMSにおける駆け引きのポイントを的確に見抜き、最適なファイターとアーム構成にたどり着いているあたり、実績を残してきた強豪ゲーマーはすごい。

ARMSしか得意ゲームが無い僕としてはどうしても負けられない。変なプレッシャーがかかるので正直一番当たりたくないプレイヤーだった。

プラタ選手の使用ファイターはドクターコイル。ステージ選択権を得て得意のDNAラボからスタート。落ち着いて1セット先攻したものの、2戦目、スクラップヤードで1Round取得し勝利一歩手前の状態から逆転負け、ニンジャカレッジでの3セット目も最終Roundまでもつれ込む展開になった。

途中から自分の動きに対応され、焦って逃げ腰になるいつもの悪い展開。最後は本当に手堅く逃げ切って勝利した。1戦目から手の震えが止まらなかった。

めっちゃ緊張しました。GGs!!

 

term1 ウィナーズ予選2回戦

2-0 できらくん選手に勝利

○スカイアリーナ ○リボンリング

プラタ選手に続いてきらくん選手も本当にやりたくない相手だった。じゃあ、やりやすい相手がいるのかというとあまりいないのだけど…。

きらくんとはランクマッチでよく戦うが会うたびアーム構成と立ち回りが変化しているので対応に苦労する。ファランクスで距離をとるきらくんのスタイルはいつもタイムアップまでもつれる長期戦になりがちで疲労が半端ない。イラついたり逃げ腰になるとそこから一方的に決着がつくことが多く、メンタル面の戦いになる。

1セット目、スカイアリーナ。ペースが取れず1Round目をあっさり落とし、2Round目も追い込まれる。この流れはまずい、と焦っていたところ、ラスト3秒できらくんが出したラッシュにこちらの後出しラッシュのブーメランが脇から入り逆転勝利。セット取得目前の逆転は心理的なダメージは大きかったはず。勢いに任せた勝ち気の攻めで最終Roundをとり、そのまま続く2セット目も勝利した。

 

term1 ウィナーズ準決勝(予選3回戦)

0-2 でしんごろー選手に敗退

●DNAラボ ●スプリングスタジアム

これを勝てばウィナーズ勝ち抜けで本戦出場が決まるというところで…またである。いつもこうである。桃色重戦車のお出ましである。

春拳でも破れ、第9回天下一武道会ではウィナーズ・ルーザーズともに落とされ、9月の第3回天下一オフでも負かされている。大会でのしんごろーさん遭遇率高すぎ…。そんな試合に限って配信台。惨めな試合だけはごめんだ…。もう開き直って戦うしかなかった。

ARMS_TENKAの第3回ARMS天下一武道会オフライン大会をwww.twitch.tvから視聴する

1:32:52〜

初戦、DNAラボではトースターが良く当たり最初のRoundを取る。1瞬、勝利の場面が頭をよぎったが詰めが甘く敗北。試合中でも自分のステップミスがよく分かるくらい集中はできていたのだけど…。

2戦目、この日はアーム相殺もよくできていた事もあり、一方的にやられるリスクは承知の上で対戦ステージにスプリングスタジアムを選択。ラッシュが下手な自分でもここでならワンチャンス狙える両刃の剣。正面からの殴り合いを選ぶ。

結果、負けるもこのセットでも1Roundはとれ、実力差にしては善戦できただろうか。戦っていて楽しい試合だった。

 

term1 ルーザーズ準決勝(予選3回戦)

0-2 でぽこやん選手に敗退

●スプリングスタジアム ●ニンジャカレッジ

これを勝てばルーザーズで勝ち抜けで本戦出場が決まるというところで…またである。またメカニッカである。ぽこやん選手である。第3回天下一オフではしんごろーさんだけでなくエイサップ選手にも負けて敗戦しているし、ことごとくメカニッカ軍には苦湯を飲まされている。

ぽこやん選手は昔から僕が勝手にライバル視している選手で、対策もいつもあれこれ考えている。今日の自分の調子であれば押し切れる…と思ったのだが、試合開始早々、動きがついこの間対戦した時とまるで違う。普段は飛んでこない角度にジョーカーが飛んでくる。ことごとく被弾し、一方的にK.Oされた後、立て直しを図るが対応しきれずに負けてしまった。

その後のぽこやん選手の勝ち上がりをみればこの日の気迫が違ったことがわかっていただけるかと思う。(言い訳)

 

あと一歩で本戦出場を逃し、予選敗退で終了。

というわけで、今回は予選突破ならず。

大会で結果を残したいと思うのだがまったくふるわない。イベントの運営もやりがいはあるが、それはプレイヤーとして大好きなARMSを盛り上げたいという気持ちがあってこそなわけで、プレイヤーである以上、やはり大会で勝ちたい。

プレイ人口が少なくなっているARMSではあるが、まだまだテクニックは日々開発されていてレベルは上がってきている。忙しさにかまけて新しい技術習得をサボっているツケがたまっている。ここらへんで一から練習方法から見直し、これからもっと勝ちにこだわっていかなければ。

とはいえこの日はいつもくじけてしまう劣勢からメンタルを立て直せた試合が多く、内容としては悪くなかったと思う。楽しい試合ができ満足だ。

 

本戦トーナメント

予選term1,2を勝ち上がり決勝トーナメントに進出したのは以下の8選手。

term1
ウィナーズ抜け:蔵屋敷たかじん しんごろー
ルーザーズ抜け:Ωペン ぽこやん

term2
ウィナーズ抜け:DTN | KHU がすマスク
ルーザーズ抜け:へびろて ベンケー

ウィナーズ準決勝で破れた蔵屋敷たかじん選手(@ARMSP_MM)がルーザーズから勝ち上がり、グランドファイナルで再戦する展開になった。

両選手ともまわりから頭ひとつ2つ抜きん出た強さだったが、この日のがすマスク選手の仕上がりは特に輝いていたように思う。こちらも最高の仕上がりを見せるたかじんさんを寄せ付けない強さだった。

ARMS_TENKAの第3回ARMS天下一武道会オフライン大会をwww.twitch.tvから視聴する

6:06:48〜

マスターマミー国内最強の蔵屋敷たかじん選手
キッドコブラ国内最強のがすマスク選手
思わず声が出るスーパープレイの連続だった
お互いの健闘を称える二人。GGWP!

結果はがすマスク選手の勝利。第2回天下一武道会オフライン大会に続き、優勝を収めた。

今回、個人的なMVPはぽこやん選手。何も自分が負けた相手だから持ち上げているわけではない。

ぽこやん選手は第伍回豪腕拾先でゆきさんとARMSの歴史に残る名勝負を演じ、惜敗、その後満を持して望んだJGP18では海外から招待選手として参戦したゴアマガラ選手に悔しい敗戦。最近メキメキとレベルを上げているが今一歩タイトルに届かない状態が続いていた。

この大会のため、関西から上京して参加してくれたぽこやん選手は、この日、顔を合わせた時から絶対に勝ち上がるんだという強い気迫を放っていた。

KHU選手を破った勢いで光速を超えるぽこやん選手
消滅寸前で踏みとどまり実態を取り戻すぽこやん選手

蔵屋敷たかじん選手に破れ3位となったが、DTN | KHU選手、しんごろー選手、を破ってルーザーズ決勝まで勝ち上がったことは本当にすごい。格好良かった。

第3回天下一武道会オフライン大会、結果

というわけで、結果は優勝がすマスク選手、準優勝蔵屋敷たかじん選手、3位にぽこやん選手となった。高いレベルの激しい攻防が続いたにもかかわらず、選手たちの人柄か終始和やかな空気に包まれた不思議な雰囲気の中、大会は幕を閉じた。

優勝したがすマスク選手とぽこやん選手
準優勝の蔵屋敷たかじん選手とぽこやん選手
そしてみごと3位で念願のメダルを手にしたぽこやん選手

広い会場の中、小さめの区画で行われた大会であったが内容は熱量に満ちた熱いものだった。

そう、ARMSのコミュニティ大会はまだまだ規模が小さい。同じフロアで開催されたほかのゲームタイトルはどれも歴史があり、規模も大きいものばかり。

そんな中でARMSがこのように合同開催の機会がもらえるのは紛れもなくげんげんさんやCALMさんが積み上げてきた大会実績や信頼のおかげだと思う。

「オヒョくん、パピコ1本食べる?」
「そういうとこだぞ、げんげん」
表彰式を母のように見守るきこぴの

今年の年頭にEVO JAPANでたくさんの思い出ができたこの会場で、年末の締めくくりにまた大会に出場できたことはなんとも感慨深いものがあった。

これからもARMS、盛り上げていこう。

 

今回も素晴らしい試合をみせてくれたみなさん、運営のみなさん、応援してくれたみなさん、お疲れ様でした!

GGs !!

 

 

 

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