GO-1 RUMBLE TOURNAMENT #01 を終えて振り返り

先週末の12月15日(土)。TEAM豪腕の企画、GO-1 RUMBLE TOURNAMENT #01が無事に終了した。これで年内の予定は全て消化してホッと一息ついているところ。まとまりがないが、振り返りを。

これまで豪腕では、こちらで指名した2名による1対1の10本先取対決企画「豪腕拾先」をメインの企画として実施してきた。

今回開催した「RUMBLE」は自薦でエントリーできるはじめての参加型の企画だ。できるだけ多くのARMSプレイヤーにスポットライトを当てたいという、豪腕立ち上げから掲げているコンセプトに沿った企画を年内に実現することができて満足している。

8名の出場枠に対してエントリー人数は21名。せっかく応募してもらったのに多数を落選とするのは忍びなく、勝手ながら来年1月19日に第2回の開催も決め、合計16名に出場いただくことにした。

それでも選考からもれてしまった方々には申し訳ないが、いずれ参加いただけるよう、今後も継続して大会を開催して機会を設けたい。

さて、はじめての RUMBLE TOURNAMENT は実力が拮抗したメンバーが揃った。「カンスト未満」のランク制限がある大会ではあったが、解説のオヒョ氏さんが言うとおり、どの試合でも最上位勢も唸るような好プレイが見られ大いに盛り上がったと思う。

初代王者に輝いたのはユイガ選手。聞いたところではトーナメント出場者の対策にかなり時間を割いて練習を重ね、本番に臨んでくれたそうである。

優勝、おめでとうございます。追ってCHAMPION Tシャツをお届けしますね。

試合の動画はこちらから

GO-1 RUMBLEはオンライン開催

豪腕はもともとオンライン上の活動を予定していたが、直近3回のイベントはオフラインでイベントを開催している。

7月29日に行った「外伝 豪腕拾先」で来日中のDefurさんが選手として出場することが決まった際、オンライン開催では通信環境の整備と通話のみでコミュニケーションをとることに不安があったため、だったら配信と対戦を同じ場所でやろう、それならば観戦者も呼んでイベントにしてしまおう、という流れで実施したのが最初のきっかけだ。

いざやってみると、オフライン開催は選手、観戦者の反応が直で見られてこちらのテンションもあがるし、トラブルが起きても状況を共有しやすく、場も繋ぎやすいので安心感がある。そして、選手のリアクションを視聴者に届けられる価値は大きい。会場探しと設営に負担がかかるが、それ以上のメリットがある。

第伍回豪腕拾先。白熱した試合の様子を伝えるのに選手のリアクションは不可欠

そんなオフライン開催がすっかり気に入ってしまった僕らだけど、RUMBLEは大会形式で多数の人に参加してもらうこと、開催頻度を増やすためにオンラインイベントとしてやっていくことにした。

久しぶりの遠隔での実施。Discordの通話が加わるとただでさえ苦手なオーディオ設定がさらによくわからなくなってくる。加えて大会進行を行うはじめての試みで開始前の不安と緊張は尋常じゃなかった。

今回もいろいろ失敗してしまい反省しきり。

新しくクロマキーを導入

選手の顔が見えないオンラインイベントでスケールダウンしたように見せたくない。なにか良い方法はないかと検討した結果、クロマキーを使用して配信画面を構成してみたのだが、これが面白かった。

十分な照明の準備がなくて背景に不自然な影が出てしまったり、カメラの性能が足りずに人物の輪郭が甘い、画角が狭いといった問題もあったが、見た目のインパクトはあったし、実況解説両名を写したままリプレイやスライドを出せるのは全画面で情報を出しつづけるよりも見飽き無くて良い。

クロマキーはそんなに大きな機材でもないし出張配信にも使えそうで気に入っている。次回にはもう少しきれいな画が撮れるよう、機材の手配とテストをしていく。

はじめてのトーナメント

豪腕のこだわりとして画面演出はしっかり作りたい。トーナメント形式で出場選手が増えても妥協したくなかった。

いつもよりも制作物が増えることを考慮して小規模の8名のトーナメントにしたが、それでも必要なスライド枚数は多く、手がかからない方法を考えながら配信当日まで作業を続け、なんとかギリギリ間に合った。

もっと大きなトーナメントも開催したいと思っていたが今のキャパではちょっと難しそうだ。

初回ということですべてのパーツを1から作る必要がありいつもよりさらに時間がかかったが、参加者がヒアリングシートや動画の提出をスムーズに行ってくれたことに助けられた。ご協力に感謝…。

次回以降は入稿物のレギュレーションをそのまま配信につかえるよう細かく規定することや、今回作ったものをテンプレートとして流用することで、もう少し作業が楽になると思う。その分をブラッシュアップする時間に回したい。

参加者の協力あっての企画

毎回、嬉しいことにどの選手も強い意気込みをもって参加してくれる。こちらもそれに応えるべく、万全な演出と、公平な対戦環境を用意したい。そのために選手にも協力してもらわなくてはならない事が出てくる。

たとえば、RUMBLEでは参加資格に有線接続環境を必須としている。ラグ発生の要因は様々で、プレイヤーの対応できる環境外に原因がある場合も多い。しかし、少しでも状況を良くするために、有線の通信環境を用意することは選手同士がおたがいに納得してもらうためにも必要なことだと考え、これは厳守してもらうことにした。

今回は開始30分前に有線接続設定画面を動画で撮影して提出してもらっている

それ以外にも演出の都合上、事前入稿物の準備や、Discordサーバーへの参加、大会進行の理解、そして当日の長時間の拘束などがある。

これらの足並みが揃わないと企画自体成立しなくなる場合もある。不可抗力で発生するトラブルについては仕方ないが、出場者は一緒に企画を作り上げる出演者でもある事を理解いただき、運営に協力していただけるとありがたい。

来年に向けて

冒頭に書いたとおり、豪腕の年内の企画はこれで終わり(のはず)。

今年は計8本の配信企画に、SNSアカウント、BLOGの立ち上げやノベルティの作成など多くのことを勢いで進めた。初めてのことだらけで楽しかった。配信技術についてはまだまだ未熟で毎回反省点ばかりだが、手探りで始めた活動の実績としては及第点と思っている。

豪腕の活動を通じて多くの人と話す機会を得ることができたし、自分が心底好きなARMSというゲームを題材に、少しでも人に喜んでもらえる活動になっていることにやりがいを感じている。

来年は企画のバリエーションとともに配信本数を増やす予定だ。そして他のゲームタイトルやイベントとのコラボを積極的に行っていこうと思う。

有志のユーザーでつくる配信チームがどこまで活動の幅を広げられるのか。豪腕は自分にとって実験の場である。どんどん新しいことにチャレンジをし、ARMSの魅力を広く発信していきたいと思う。

JGP18打ち上げ。TEAM豪腕&豪腕拾先歴代出場メンバーにて

 

GO-1 RUMBLE TOURNAMENT #01 2018.12.15

 

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